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木原 壮林; 吉田 善行; 武藤 博; 青柳 寿夫; 馬場 祐治; 橋谷 博
Anal. Chem., 52(11), p.1601 - 1606, 1980/00
被引用回数:18 パーセンタイル:37.58(Chemistry, Analytical)電子あるいはX線分光法や起電力測定法などの物理的手段による状態分析法に対する参照分析法として化学的手段による状態分析法を開発した。鉄酸化物やウラン酸化物を回転する溶解室に置き、流れている強リン酸でこれらの酸化物を表層から内層に向って溶解する。溶液に移ったイオンの酸化状態を二段階フロークーロメトリーで逐次定量して、溶解面での元素の酸化状態を知る。強リン酸によると固体中での元素の酸化状態を変えずに溶解できる。UOペレット(5.8mm8mm)はこの方法によってきわめて均等に溶解し、その表層のU(VI)皮膜の厚さは約18と推定された。このペレットを空気中300Cで10時間加熱すると皮膜は400に成長する。又、平均半径0.5mのUO粉末上のU(VI)皮膜の厚さは約40であった。
木原 壮林; 安達 武雄; 橋谷 博
Fresenius'Z.Anal.Chem., 303(1), P. 28, 1980/00
UO中のO/U比を簡便に測定する方法を開発した。UOを強リン酸で溶解し、そのまま溶液の吸収スペクトルを測定する。544および310nmでの光吸収よりU(IV)およびU(VI)量を求め、O/U比に換算する。本法によると、O/U比が2.001から2.67までの試料について0.0002の精度で測定できる。溶解中の空気や強リン酸中の水の量の影響についても調べた。GdやDyなどの添加成分は測定を妨げない。